外国人への精神医療に協力していただける先生方へ

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現在、わが国では、外国人への精神医療の提供が、ほとんど組織化されておりません。

多文化間精神医学会では、ホームページ 「在日外国人サービス」で 精神医学的面接の各国語訳(2009.12.17現在、英語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、タガログ語)、医療保護入院等を行うときの説明文書の英訳、外国人への支援活動をしている機関の一覧、災害時ガイドラインを提供しております。今後も、精神科医が外国人の診療を行う際に役立つ資料を整備していく予定です。

また、外国人への援助を行っている団体に集まっていただいて「多文化間こころの支援協議会」を運営しております。

「多文化間こころの支援協議会」からの要請で、外国人の診療に協力いただける先生の、「連絡先リスト」を作成しています。情報は、外国人支援委員会が管理し、問い合わせがあった際、必ず先生方の事前の了承を得てから、先方にお伝えします。(連絡先リストの情報は、一般配布いたしません)

問い合わせを行う際には

  1. 年齢
  2. 性別
  3. 国籍
  4. 母国語
  5. 居住地
  6. 正規の滞在ビザの有無
  7. 本人または家族の就労状況・医療費の支払い能力
  8. 日本の健康保険の有無
  9. 日本語ができるキーパーソンの有無
  10. 医師の都合にあわせて来診できるか
  11. 診察時に通訳が同行できるか
  12. 困っている状況、症状の要点
  13. これまでの経過
  14. これまでに受けたカウンセリング、診察などの援助
  15. 備考(外国人支援団体より何かご依頼したいことがあった場合、お知らせいたします)

などの情報を確認してから、先生方にご相談いたします。

先生方の情報について、こちらのフォームに必要事項を入力していただき、送信していただければと存じます。

外国人支援委員会
 阿部 裕、秋山 剛、矢永由里子、倉林るみい、鵜川晃、村上裕子、吉田尚史、杉浦寛奈、松丸未来、
 野内 類、飯田敏晴、藤岡勲

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